【No.552】‘今日の沖縄の姿は明日の私たち’

 ‘今日の沖縄の姿は明日の私たち’

どんなに反対しても国は辺野古基地建設を強行する。
踏みにじられているのは沖縄だけでない。
日本国民の人権です。

 8.4(火)佐久平交流センターで行われた長野県連合婦人会主催「2026年世界をひとつに平和のつどい」。全国女性団体連絡協議会、佐久市、佐久市教育委員会後援で盛大に行われました。

《来賓として佐久市長柳田清二氏が登壇》

「開戦前夜」という映画の紹介より話し始めて、「第二次大戦前夜、日本の20代前半のその道のエリートだけを集め、この戦争を始めたらどうなるかのシミュレ―ションを行った。その結果、「日本は必ず負けるから、戦争は絶対にやめよ」との結論を得て、9月6日の天皇出席の下の御前会議に報告をしたが、すでに国民は戦争を望む熱狂の中にいて、「止められなかった」という映画だったと紹介。戦争を始めたのは国民の熱狂であり、新聞などの世論誘導もあったとの認識を示しました。今回佐久市として、「糸洲の壕」を整備。平和を祈念する学習に役立ててほしいと願っていると発言。市長は「自分の考えをしっかりと持って発言していきたい」と語った。

 《元中学生の発言》沖縄の糸洲の壕はじめ戦跡を訪ね、沖縄の現状について学んできた生徒4人が、その体験を語り「平和が当たり前にあるものではない」「一人でも多くの人が安心して暮らせる社会を」「一人になっても、おかしいと思うことは言っていくことが大事」「バトンを繋ぐためにできることをする」としっかりした発言が続きました。

《佐久市教育委員会から「糸洲の壕」の説明》スライドを使い、整備状況を説明。

佐久市出身の軍医の小池勇助軍医と積徳女学校のふじ学徒隊が糸洲の壕ウッカーガマに立てこもり、追い詰められたときに「決して死んではいけない。なんとしても生き延びて、この戦争の姿を伝えてほしい」と訓示。女生徒らは壕を出て、それぞれに退避。少佐は見届けると自決。こうした史実を基に佐久市として,糸洲壕を整備し、安全に見学できるよう整備。案内板や手すりなどを設置して平和学習に役立てていると説明。講演の後、野沢中学合唱部による祈りの歌も披露されました。

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今週のパチリ!

 大池の
  ハスの花

 今年も咲きました。
細谷大池のハスの花。

びっしり湖面いっぱいに茂った葉の間から白い清浄な花が顔を出して、涼やかな風が渡ります。
仏様の座所としてピッタリ。
この花が咲くと「夏真っ盛り」。
ひっそりと咲いているのが風情があってよいと思われます。
本当はため池なので、植物を生やしてはいけないそうなのですが。
つい、待ちわびてしまう花です。

 今年も見事なヒマワリの隊列です。
休耕地を活用して、地域に元気を届けようと住民の方が育ててくれました。

今が見ごろ。
何人かがカメラを向けて撮影していました。
景観はバッチリ!是非ご覧あれ。

なぜ、沖縄のおばあたちは、命がけで基地建設に反対し続けるのか。基地問題の本質は・・・。

沖縄から伝えたい”戦争を止める力“

メインゲスト 沖縄でドキュメンタリー映画を作り続け、沖縄の今を発信し続けている三上知恵監督。

壮絶な沖縄戦その歴史

ドキュメンタリー映像の一部を紹介しながら、辺野古新基地建設に反対する沖縄の住民の運動が紹介された

沖縄県民は大戦中は、唯一の地上戦を強いられ、日本本土の捨て石とされ、「松代大本営ができるまでは」と降伏することも許されず、方言で話していると日本の軍隊からはスパイ扱いされ、鉄の暴風雨により県民の3人に1人が殺されるという辛酸をなめてきた。

敗戦後もアメリカ軍の統治のもとに置かれ、人権も尊厳も踏みにじられてきた。本土復帰すれば日本国憲法の保障される社会を取り戻せると信じて復帰運動をしてきたが、実際は戦前同様、事態は変わらず、沖縄県民の基地のない平和を願う思いは踏みにじられ続けてきた。

世界一危険な普天間基地の無条件返還を求めてきたがその代替えとして辺野古が差し出され、「命の海を守れ」「基地のあるところが戦場になる」と命がけで基地建設に反対してきた。

少女への暴行や米兵による暴力事件が後を絶たず、沖縄県民が何度「ノー」を突きつけても国策が変わらず基地建設が強行され、体を張って座り込みをするしかない。会場に建設の櫓(ヤグラ)が組まれると「カヌーで抗議。」カヌーは海上の座り込みだ。

今回の修学旅行での不幸な事故をきっかけに、基地建設に抗議することが悪であるかのようなバッシングがすさまじく、ドキュメンタリーを作ることさえ、ためらわれる状況。

基地建設に必死で反対する住民を殺人者呼ばわりし、抵抗運動そのものをバッシングする日本。煽るメディア。

三上さんは、事故は不幸であったけれど、非難されるべきは抗議行動ではなく、「何度、基地はダメ!」と民意を突きつけても無視して強行する政府の姿勢ではないのか」と語る。

何のための辺野古基地建設か?

「辺野古基地はいらない、自衛隊が使えばよい」アメリカは何度も公表している。

「弾薬庫と軍港と滑走路」を整備できるとして差し出された辺野古だが、すでにアメリカはこの基地はいらないと何度も公表しているとの事。その理由は①中国のミサイルの射程内であること。②軟弱地盤で完成が見通せないこと。③滑走路が短いことを上げているという。

今や、沖縄をはじめ、与那国島、宮古島、石垣島、奄美大島に自衛隊のミサイル基地の配備が進んでいる。それは、中国の太平洋進出を阻止したいというアメリカの戦略にそったもの。

今後は自衛隊のみならず米軍も核も搭載可能な中距離ミサイルを日本列島に置こうとしている。つまり日本列島から南西諸島に連なる「第一列島線」が中国と対峙するアメリカの利益の最前線と位置づけられている。アメリカ軍は危険な辺野古に軍隊は置かない。米軍が辺野古にこだわる必要性は薄れた。辺野古基地は自衛隊が使えばよいと考えているようだ。

基地問題の本質は

戦争中は住民同士が密告し、政府の方針に協力的でない住民は処分された。スパイ防止法は政権に同調しない住民をあぶりだし締め付けるためのもの。戦前はもう始まっている。

基地問題の本質は、「日本政府が国防の名のもとに、沖縄県民の人権を奪い続けていること。」

国防を理由に、「米軍の横暴を赦し、沖縄県民の人権を後回しにし続ける日本政府」こそが問題の核心だ。それは沖縄にとどまらない。

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