【No.531】 蓼科の水の歴史と未来/議会と語る会

 蓼科の水の歴史と未来

 ~立科町の繁栄の礎となった新田開発について~

講師立科町土地改良区理事長 六川利一氏

 2.25(火)議会では、議会改革特別委員会において、議員の見識を深めようと上記の表題で研修会を開催。

六川理事長より、1時間半にわたり、説明を受けました。

 開発が始まる前の立科地区に流れていた3本の川の源流は、芦田川は釣り堀のある西の沢、番屋川は笠取峠、赤沢川の源流は町区にあり、それらの川の流域は稲作が盛んになり、栄えたが、それ以外の場所(西塩沢・細谷・桐原、宇山、牛鹿)などは広大が原野が広がっていた。蓼科山の水は大門川に流れていました。

1620年代(第2代徳川秀忠の時代)から新田開発が奨励され、1630年(家光の代)に依田窪・三都村、芦田村などが上田藩から小諸藩が統治することとなり、徳川家光の弟であったことから、強力な権力を持っており、新田開発が急速に進んだ。

蓼科山から水を引き、荒野を美田に変える開拓事業は1637~1660年の約30~40年間であり、

 小諸藩が事業を後押しし、立科町のご先祖たちが出役して建設した壮大な事業であり、今日の繁栄の礎となる。

【立科町の3つの堰(疎水=用水路)】

1、宇山堰(せぎ)・・・1637年頃、芦田村の土屋庄蔵と遠山長作が、蓼科山のもみの木から湧き出ている水を探し当て、水路を作ることを思い立ち、難工事の末、1648年に宇山古堰の疎水に成功。39.2㎞は2,2、塩沢堰・・・合計55㎞

六川長三郎勝家が弁天神(ベテイジン)の出水(デス=湧水)を探し当て、そこから堰(水路)を張り始め、塩沢本堰40.8㎞、和見堰13.9㎞合計55㎞の塩沢堰を完成。塩沢新田(西塩沢)ができた。

3,八丁地堰・・・佐久市協和の八丁地川から水を取り入れている。茂田井村の名主の茂右衛門が中心で1645~1649年、12.73m、茂田井、芦田、山部に通水。美田に。

今週のパチリ!

 シイタケ菌を
   埋め込みました。

 菜ないろ畑でシイタケ菌の埋め込み体験をしました。直径20㎝はあろうかという太い楢の木に、シイタケ菌の詰まったコマを打ち込み、日陰に置いて、菌が木の栄養をもとに繁殖してシイタケが出てくるのを待ちます。

お店では、普通より多めに穴をあけて、(20か所以上)コマを木づちで打ち込みましたが、コンカンと澄んだ気持ちの良い音が響いて、嬉しくなりました。

今までシイタケはお店で買うもの。こんな風に育てることができるのは大きな楽しみです。

 群馬県から移住してきたという男性にこのイベントをお知らせしたらさっそく来店。
 「こんな体験はなかなかできませんからね」と言いながら、熱心に打ち込んで持ち帰り。いつ出てくるのか楽しみ。子どもたちにもぜひ体験させてあげたいです。ワクワクします。

 我が家も4本、埋め込み、一位(イチイ)の木の根元に立てかけました。

議会と語る会

2月10(火)夜、14(土)昼,17(火)蓼科地区,貴重なご意見をたくさんいただきました。

町議会では1年3年目に「議会と語る会」を開催し、町民より様々なご意見を頂き、町政の改善につなげようと取り組みました。

いずれも最初に立科町議会の仕事などを紹介し3つのグループ、オンライン1つに分かれて意見交換を行いました。1グループに議員は3人付き、村田は3回とも進行役を務めました。私のグループで出た主なご意見を紹介します。なお、ダイジェスト版は3月議会報告に掲載予定。今回は第一回目の紹介です。

2月10日(火)

1.議員活動について

  • 議員1名につき町民540名担当、その人たちの声を細かく拾ってほしい。
    自分の足で歩いてみれば気づくことがある。
  • 茂田井~野方月産業あたりまでの通学路に歩道がなく子どもたちが危険。
    交通規制をするなど安心して歩けるようにしてほしい。
    事故が起きてからでは遅い。(議会でも求めていると説明)

2.地域おこし協力隊について

  • 協力隊員に対する配慮が足りない。リンゴ栽培をやろうと協力隊員になっても十八塚に連れて行くだけで、その後の面倒は見てもらえない。借りられる畑があるかの情報も役場では把握できていない。議員も現場を歩いて現場の人たちと話をして情報を集めてほしい。
  • 観光協会の協力隊員が、観光協会のシフトに組み込まれている。給料は国から出ている。隊員は観光協会の職員ではないので、町はただ預けるのではなく、きちんと面倒を見てほしい。
  • 建築家の協力隊員に空き家の堀リ起こしをさせているが、掘り起しは町の仕事で空き家を改修するなど活用が彼らの仕事、彼らのスキルが生かされていない。
  • 青山マルシェで立科のリンゴを出そうと企画書を出したが、何の返事もなかった。ほかにも出したが、隊員の言うことを全く聞かないならば、協力隊員なんか取るなと言いたい。

3.シカなどの解体施設について

  • 町の資源として活用を考えてほしい。ジビエ料理を提供したい人はいる。小諸市の施設はあるが規模が大きすぎて収支が難しくて今はドッグフードを作っている。規模は小さくても初期投資が必要なので行政に作ってほしい。
  • なんでもそうだが、やる気があるかが問題。補助金を探すのもしかり。今の町長ではできる気がしない

4.権現の湯について

  • 町民の福祉のためにといっても町民の利用は3割。毎年赤字を積み上げているだけなので、民間に譲渡したらどうか。
  • 民間ならカラオケ室でなく、会議室や宿泊などを考える。

5.移住定住促進住宅について

  • 4億6千万円もかけて無駄使いだ。今町に住んでいる人のためとか、空き家の改修とか、違う方に税金の有効活用を。
  • 家賃や入居期間はどうか。(質問に答えた)
  • 5年で次に住む場所は探せないのではないか。三ツ矢工業ばかりが儲かっている。

6.スキー場について

  • 東京から3時間でゲレンデに立てるのに、とにかく知名度が低い。多くの目に触れるようなPRが欲しい。「インバウンドがいないので、のびのびスキーが楽しめる」とかのPRを。
  • 「人が足りない」とリフトが止まっている。時給1500円くらいにして不足分は町が出せばよい。
  • ゲレンデの様子が町民以外にはわからない。ケーブルビジョンでは見られるがスマホでも見られると良い。

7.振興公社について

  • たてしな屋、女神湖センター、たてしな振興公社など、他の自治体では公社をたたもうとしているのに、立科町はなぜ作るのか。

貴重なご意見をたくさんいただきました。今後の議会活動に生かしたいと思います。委員会や一般質問でも取り上げるなど、次に生かしていきます。