【No.476】8月号災害現場を見る…12月補正予算に盛られる[補正予算より]

 8月号災害現場を見る…12月補正予算に盛られる[補正予算より]

このところ、降れば土砂降りと、大変気候が凶暴化し、施設が破壊される被害が頻発しています。
今回の補正では、藤沢・宇山以外に柳沢・山部・茂田井などの農業施設の復旧にも補助金が充てられています。

年々、災害復旧費が膨らんでいます。

 その1藤沢地籍

 大雨で設備が壊れた。

藤沢の下水処理場に向かう道の右側の水路が大雨で破壊され復旧工事が予算化されました。この排水路は桐原地区の水田からの排水で、コンクリートのU字溝が60m修復されます。

上流部で使われている円筒管に付け替えられます。

 [復旧経費]

工事費1,050万円+設計監理・測量委託など
国交付金95万円
町起債950万円

 その2宇山地籍

田の畔から河川に向けての法面が崩落。復旧工事は11m

 [復旧経費の見込み]

工事費200万円余

個人負担上限5.5万円
町一般財源20万円
起債80万円
県補助金95万円

 果樹農家に補助366.2万円

来年度からシャインマスカットの苗木を新たに植え付けるとして苗木・果樹棚の経費に対して1/3補助が予算化.国の対象にならずJAの事業に応募した農家に交付予定。(事業名は、新品種・新技術実証試験)

果樹難病対策250万円

今年はカメムシなどの虫の害のほか

このところ、降れば土砂降りと、大変気候が凶暴化し、施設が破壊される被害が頻発しています。今回の補正では、藤沢・宇山以外に柳沢・山部・茂田井などの農業施設の復旧にも補助金が充てられています。

年々、災害復旧費が膨らんでいます。

腐乱病が流行。ほとんどの圃場が被害を受けました。蔓延防止のため、特にひどく進行した被害木の伐採・抜根のための費用を予算化。

今週のパチリ

小さな
  工事現場

 役場庁舎の建設課に、小さな工事現場が出現!

赤・緑色コーン、立ち入り

制限の黄色いウマやポール。
一輪車にブロックまであり、電柱も反射板や消火栓・文教地区の表示、電柱ナンバーまで貼ってあります。
ガードレールやドラム缶・ヘルメット・シャベルまでありまさに工事現場。
100円ショップで調達してディスプレイしたとの事ですが、工事現場の様子が実にリアル。
仕事への誇りが感じられます。
ほっこりしてなんだか嬉しくなりました。
寒い冬空の中、仕事をされている皆さん、本当にお世話になります。
ますます寒くなります。
けが・事故などありませんように。

「フクシマの『今』を話しましょう」

12.8 佐久創錬センターで行われたさらば原発佐久の会のイベントに参加。リズム音楽講師でミュージシャンの荻原崇弘さんの報告を聴きました。

荻原さんは毎年5月、小諸の市民有志でつくる「さくら咲くライブ」を開催。フクシマ支援を呼びかけその義援金を携え、被災地現地を訪問。

「被災地は復興している」との宣伝のために、駅前広場などほんの一部分だけを除染し、聖火ランナーを走らせたが、実際はガイガーカウンターが計測不能になるほどの高い放射線量を示すホットスポットがいたるところに残されており、帰還者はほんの一握り。若者や子育て家庭は戻っていない現実を語りました。政府の作った復興館は豪華なもの。でも市民による「俺たちの復興館」はプレハブの小さなものでも、被災のリアルを伝えているとのこと。天井画を手掛けた若い画家は、神奈川県藤沢市の知人のお嬢さんで、まさか、その仕事ぶりが拝見できるとは、驚きでした。最後に「上を向いて歩こう」を弾き語り。「失われたいのち、残された人々の喪失感。そこを超えて前を向くのに、励まされた曲です」との言葉を聴き、一段と歌声が胸に迫りました。

製作映画「草の乱」上映会

入場無料、1コインカンパ有。ぜひご覧ください。

秩父事件120周年記念
製作映画「草の乱」上映会

12月14日(土) 
13:30~15:30 
佐久市野沢会館講義室

出演:緒方直人・藤谷美紀・杉本哲太など
監督:神山征二郎

津金寺でも撮影したとのこと! 

先日、佐久地域後援会の旅行「秩父事件の源流を巡る旅」でおとずれた農民集結の椋(むく)神社が出てきます。活動協力券、村田が持っています。ぜひご覧ください。

『草の乱』(くさのらん)は2004年公開の日本映画。秩父事件120周年記念作品。8、000人の地元住民がエキストラで参加し、事件の真実を伝える。1884年(明治17年)10月31日から11月9日まで、埼玉県秩父地方を中心に起こった困窮養蚕農民の武装蜂起事件「秩父事件」をテーマに製作された唯一の劇映画(2016年現在)。

藤野保史さんに「なんでも聞いてみよう」

12月22日(日)午後13:30~  中込会館

今回の総選挙では「政治とカネ」政治献金をめぐるスキャンダルが国民の大きな怒りを巻き起こし、自民公明政権が半数を割り込む歴史的大敗に追い込みました。現在、野党の意見を聴かなくては予算が通らないという緊張感のある力関係になっています。

「なぜ、共産党は伸びなかったのか」「企業・団体献金は悪ではない、と石破首相は言うが、どんな問題があるのか」「北朝鮮や中国、台湾問題で緊張が高まったとき、日本はどうすべきなのか」など疑問が次つぎ湧いてきます。

どう考えたらよいのか、率直な疑問をぶつけて考えてみませんか。

読者のみなさん、絶好の機会です。ぜひご参加いただき、意見交換をしましょう。また、7月に予定されている参議院選挙でどうすれば共産党を伸ばすことができるのか、皆さんのご提案も大歓迎です。

お待ちしています。ご連絡いただければお迎えに上がります。