【No.518】 立科町商工祭多楽福まつり/望月町‘草競馬’

 立科町商工祭多楽福まつり

さわやかな歌声を響かせた小学校の合唱クラブ・吹奏楽クラブや御泉水太鼓など元気な子どもたちが大活躍したステージ。
ステージの前にはご家族やおじいちゃん、おばあちゃんが優しく見守り、盛んに拍手を送っていました。

事業所のみなさんの底力

活気ある笑顔がこぼれた秋の一日

前日の雨で、開催が危ぶまれる中、開催を決めた多楽福まつり。
不安を吹き飛ばすように徐々に雲が切れて青空がのぞき、気持ちの良い祭り日和となりました。

何日も前からテント設営などの準備をされた商工会や役場職員のみなさんのご尽力のおかげで、たくさんのテントが軒を連ね、私も五無斎研究会として祭りに参加。

石の鑑定やスイーツの販売、石に絵を描くワークショップを開きました。

スイーツは、保科百助(五無斎)さんが世に広めた石、焼きもち石に似せて作ったお饅頭(*)、玄能(ゲンノウ・金槌のこと)石にちなんだゲンノウ石餅(**)を販売。
町内の塩菓堂さんに作ってもらって販売しました。
立科町の名物にしようとイベントの度に販売して世に広めています。

 *焼きもち石饅頭/中がウグイス餡で中心が抹茶とザラメが入っている。饅頭の表に五無斎の家紋である九曜紋の烙印入り
**ゲンノウ石餅/中はごま餡で、餅生地にすりゴマを練りこみ、最後に黄な粉をまぶしてある餅

石に絵を描くストーンアートは、TVのプレバトでもすっかりおなじみで、子供たちも大人も挑戦。

ある子はスマホでモアイ像の画像を検索し、それを見ながら描いていました。
絵をかくのが好きという男性は、ご自分の使っているトラクターを石に絵付け。

 世界に一つだけの傑作が出来上がり嬉しそうに持ち帰りました。

この日のために私たち研究会のメンバーも作品を

作っておきましたが、さすがに絵の上手な方の作品は「ぜひ売って」というのでお譲りしました。

焼き鳥、うどん、ピザ、ケーキ、フランクフルトなど町の事業所のみなさんが大活躍の楽しい一日でした。

今週のパチリ!

2頭の竜

 いつも晩秋になると、浅間連山のふもとに龍が姿を

現し、日が差すと共に天に昇るさまが見られますが、この日はなんと2頭が横たわっていました。

そのそばには短い龍も寄り添い、まるで家族のようでした。

次の日には浅間が白い帽子をかぶり、いよいよ冬近しを感じさせます。

栗拾いの後は干し柿つくり。
柿すだれがあちこちに下がるころ、山々も色付き、リンゴも最盛期。
取り入れの終わった田畑が静かに冬を迎えます。

11.3(月)望月町の‘草競馬’商工祭

餌を食べる子ヤギたち。動物たちと触れ合う貴重な経験ができた。
ティラノザウルスの扮装で、手始めに「ラジオ体操第一」 その後、徒競走が行われ、恐竜がグランドを走り回った。

毎年、11月3日に開催される佐久市望月の「駒の里草競馬大会」を見に行きました。

福島県や愛知県・群馬県からも馬がたくさん集合し、草競馬が行われた。

望月町は昔から馬の産地として有名でした。
御牧ケ原、駒寄、御馬寄などの地名が示すように、馬を育てて、都に供給したのでしょうか。

その馬を育てる畜産農家もすっかり少なくなって立科町からは1軒の参加。
遠くは福島県相馬市、愛知県岡崎市、群馬県高崎市などからも参加。
18頭が集合。2頭づつ馬場を駆け巡っていました。
遠くから運ばれて、枠の中に縛られ、ようやく馬場で駆け回れると思ったらわずかな疾走では、馬たちもストレスがたまるだろうなと思います。

「思いっきり走らせてやりたいな」「その姿を見ていたい」と思ったものです。
かつては農作業の欠かせない労働力として頼りにされていた馬たち。
私も子どものころ、馬にひかせた「運送」の荷台に乗り込んで、田んぼを行き来した思い出があります。
ヤギもいましたが、昔はどこでもヤギを飼いその乳を飲んだものです。
子どもの仕事としてヤギや牛に餌をやることが朝の仕事でした。

以前も参加したことがありましたが、錦秋の山々に囲まれ、広々した馬場を駆け回る馬たちを見るのは、本当にうれしいものです。

ポニーの騎手は子どもが何人もいました。巧みな手綱さばきでしたが、馬に振り落とされた騎手もいました。

「馬も人など乗せずに走り回りたいよね」とは野次馬たちの声。

会場は望月町商工会のみなさんのお店が並び、焼き鳥、イワナの塩焼き、ホットドッグ、うどんなどの飲食のほか、巨大なシャボン玉を作る大道芸も披露されていました。

11.6-7常任委員会視察研修

社会文教建設常任委員会で、11.6(木)栃木県真岡市の複合交流拠点施設monaca(もなか)

「遊ぶ・学ぶ・にぎわう」がコンセプト公民館などの建て替えを視野に、どんな施設が必要かの研究のため、見学してきます。

11.7(金)大熊町学び舎夢の森0~15歳までの、異年齢集団による一人一人が主体的に学ぶというインクルーシブ教育の実践を見に行きます。

大熊町は原発事故により全町が避難し、帰還困難区域もまだある町で、住民が戻っていない町です。

認定保育園、義務教育学校、学童保育が同居し、クラスの壁のない教室ということです。

全校生徒は36人。

【事前に質問項目を通告済】

*monaca

  • 施設整備のきっかけ
  • 合意形成の経緯
  • 事業費や補助金など財源内訳
  • 運営方法
  • 利用者の声・見えてきた課題

*学び舎夢の森

  • 設立に至った経緯
  • 独創的な学校建設についての補助は。
  • 職員などの配置
  • 教育指導要領との兼ね合い
  • こども・保護者の声
  • 見えてきた課題