【No.493】 議会新体制について/索道事業の事故報告
議会新体制決まる
4月23日(水)臨時議会で新体制が決まりました。
残りの2年間、この体制で議会活動が行われます。
議長・副議長 | ◎ 今井 英昭 副 村松浩喜 |
総務経済常任委員会 | ◎ 芝間教男 ○ 中村茂弘 今井英昭 榎本真弓 今井清 小野沢常廣 |
社会文教建設常任委員会 | ◎ 村田桂子 ○ 森澤文王 村松浩喜 今井健児 宮坂幸夫 秦野仁美 |
議会運営委員会 | ◎ 今井健児 ○ 中村茂弘 村田桂子 芝間教男 |
佐久広域連合議会 | 今井英昭 村松浩喜 (正副議長) |
北佐久郡老人福祉施設組合議会 | 今井英昭(議長) 村田桂子(常任委員長) |
川西保健衛生施設組合議会 | 村田桂子(常任委員長) 今井健児 |
広報広聴委員会 | ◎ 秦野仁美 ○ 小野沢常廣 榎本真弓 村田桂子 芝間教男 今井健児 |
監査委員 | 榎本真弓 |
消防委員 | 村松浩喜 森澤文王 |
土地開発公社理事 土地開発公社監事 | 今井英昭 村松浩喜 今井清 榎本真弓 村田桂子 森澤文王 中村茂弘 芝間教男 宮坂幸夫 秦野仁美 |
『桜の花も盛りを過ぎ、風が春から初夏の香りを運んでくる季節となりました』と町長の召集のごあいさつで始まった臨時議会。
議会の新たな役員構成を決める議会となり、議長の辞職の許可から始まりました。
【議長選】今井英昭議員が選出。
3人が立候補し、それぞれに抱負を述べました。
・森澤議員
- ルールに基づく議会運営
- ICT化(議会のデジタル化)
- 定数削減と報酬の議論を加速
・村松議員
- 情報公開の促進・・・インターネットでの公開
- 議員定数・報酬・政務活動費の増額についての議論
・今井英昭議員
- 町民と共に作る議会議会力を高める
- 一般質問の質を高める
- 広域連携の強化
今週のパチリ

事務所の広い駐車場には見事な枝垂れ桜が満開。
時折桜の花びらが舞う春爛漫の宴となりました。
「信濃の国」「望月小唄」も飛び出し笑顔が溢れました。
6名はみだしの大激戦を勝ち抜いた佐久市望月の小林まつ子さんの事務所で、運動した皆さんのご苦労さん会が開かれ、参加しました。
持ち寄ったお料理に舌鼓をうち、激しかった選挙戦を振り返り、大いに盛り上がりました。
まつ子さんは「バス停まで行かれない」という高齢者の声を受けて自宅玄関から乗れるようにデマンド交通を新たに生み出し、その改善のためにがんばってきました。
そうした市民に寄り添った姿が共感を呼んで当選に繋がったと思います。
アナウンサーとして協力しましたが、本当に良かったです。

【全員協議会での報告】索道事業の事故報告
臨時会終了後に全員協議会が開かれ、索道事業について事故報告がありました。
以下全協に示された文書を元にお知らせします。
1.蓼科牧場ゴンドラリフト運休について…5月24日には再開

- 4月7日午前10時20分頃
- 白樺高原国際スキー場ゴンドラリフト11号支柱(最終柱)山頂側
- 内容作業員(正社員)2名が点検搬器で、索輪(※1)交換するため、レバーブロックにて索輪からロープを持ち上げようとしたところ、レバーブロック(※2)が荷重に耐えられず、ロープが落下し、索条(鉄線の束)が落下、損傷(写真左下)した事故。
- 原因作業員の経験不足による判断ミス及び指定管理者としての教育不足
鋼鉄線を縒(よ)りあわせ束ねた索条をさらに何本も縒り合わせ束ねて太いケーブルにして支柱の上を通して張られゴンドラを釣っている。
そのケーブルが落下し、支柱などにあたって破損断線した。

質疑の中で明らかになったことは・・・
本来その日は、索輪に油を刺そうとしたところ、うまくいかなかったので、いっそのこと索輪を交換したらどうかと思い立ち、行ったところ、勝手が違ってケーブルをおとしてしまったこと。
今回作業に当たった作業員は、これまでも索輪交換の経験もあるので、できると考えたが、従来の手順をふまえたものではなかったため、事故が起きたとのこと。
【再発防止策】
- 従業員教育の徹底/社内教育と外部講師による基本作業・考え方の指導を受ける。
- 治具(じぐ)(※3)の見直し/索線を断線させない取扱い器具に変更
(※3)治具とは・・・位置決め機構と締め付け(クランプ)機構を持ち、工具を正しい位置に案内し、目的の作業を行うための工具
今後は・・・
- 損傷個所部分を含む索条の部文交換を直ちに指定管理会社の責任で行い、当面の間は運休し、5月24日(土)から再開予定。
- 営業再開にあたり、搬器の数を22台程度(通常36台)に減らして運行、速度も2m/s(通常は4m/s)に減速
- 修繕か所及び素線の状態の監視断線の進行が確認された場合は運休する。
2.南平クワッドリフト搬器セイフティバー脱落事故について
けい子ニュース491号でお知らせした安全柵が脱落する事故について、事前に質問事項を上げておいたところ、口頭で説明がありました。(そもそも事前に文書で質問を送付しておいたのに、口頭での説明などもってのほかです。きちんと文書で回答すべきです。)
書き留めた要点をお知らせすると・・・ナイロンブッシュを使っている搬器は全部で638台。
- 安全索道からクワッドリフト(4人乗りリフト)の引き渡しを受けた際、ナイロンブッシュの交換についての明確な指示がなかった。
- 町から指定管理に移管する時も、指導はしていないこと。
- 指定管理者の作業員が毎日安全柵を上げ下げしていたが、外れ落下するとは予想せず。
- 今後は外れないようにホースバンドで応急措置をして運行。
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