【No.488】 子どもの医療費無料制度/ 「はばたく立科っ子応援事業」費削除

子どもの医療費無料制度、8月からスタート

来年度予算が承認され、子ども医療費無料制度が佐久地域では初めて実施されます。

実施は8月から。
福祉医療費の保険証をお届けする際に、窓口負担をゼロにする旨をお知らせする予定です。
予算152万円0歳から18歳までの子どもたち全員(748人)が窓口が無料になります。
大きな前進ですね。
村田は討論で、「若い世代の2人に1人は非正規雇用で不安定。

経済的支援が大事。子育て支援が大きく進む」と賛成。

福祉医療費は、障がい者、妊婦、父子・母子家庭も対象者です。
対象者はいったんは2~3割を支払い、500円/月・1医療機関を差し引かれて戻ります。

反対者は小野沢議員で、「親の責任放棄につながる」とした反対討論もありました。

 中学卒業生への一律10万円支給「はばたく立科っ子応援事業」費450万円が削除

来年度中学を卒業する予定の子どもたちに対し、10万円支給の事業が、来年度に予算化され、削除に反対したのは、森沢・村田・榎本の3人で削除されました。

削除修正動議を提出したのは、村松議員、賛成者は小野沢・芝間議員。
削除への反対討論は森澤・村田・榎本議員3人がそれぞれ。

[削除の理由]

支給要件に

  1. 1月1日に住民票があることだけが資格要件
  2. 所得制限がないこと
  3. 町の一般財源である事

が主な理由です。

1月2日に転出する子どもにも支給されること、使い道は自由であり子どものために使われる保証がないこと、町の財源の使い方が理解が得られない。
としています。

村田は討論で「若い世代は経済的に大変、高校など入学に際してお金がかかる」「日本は教育への公的補助が最低クラス」と削除に反対。

 議員定数の2減の議案が最終日に提出提案

賛成少数で否決。

反対討論は、小野沢・村田・榎本の3人。

採決は賛成(森沢・宮坂)2人。

 最終日に突然出された定数削減案。提案理由として町民から「議員が多すぎるのではないか」「市町村で削減の議論が進み、実際に削減したところもある」とのこと。

本会議の質疑で「具体的になぜ、多すぎると判断しているのか」と問いましたが、「人口が減って、定数を減らさなくてはならなくなる前に提案した」とのこと。
これまでも何度か議論していますが「今の定数で」が大勢でした。
議会は住民の代表。
削減は議会の多様性を損ね、民意を正しく反映できなくなるとして反対しました。

 今週のパチリ!

冬木立に
  一面の花

今週の火曜日、ぼたぼたした雪が降りました。
みるみる積もって冬木立の細かい枝にも雪がついて雪化粧。
晴れ渡った青空の下、白銀の世界が広がり、冬景色が出現。
小学校の卒業式に卒業生代表の言葉に『今朝の雪は名残り雪」と。

春を表す、素敵な名前の雪。

帯状疱疹ワクチンへの助成制度

25年度4月から実施予算4500万円

予防接種法に位置づけられ、帯状疱疹ワクチン接種があらたに行われ余す。自己負担は2割分

生ワクチンで8千円、

組み換えワクチンは6千円です。2回接種、

スマイル交通の一部デマンド化

今度設立される立科振興公社。
その仕事として、デマンド交通の予約システムの委託があります。
たてしナビでから申し込みできるよう事務委託します。

今年10月から予約による乗り合い型デマンドタクシーの実証実験が始まりますが、お買い物の足、医療への足の確保は、生活の大前提。
「一日も早く交通の利便性を確保しなければ」の思いで、頑張っているところです。
今のところ、現在のバス2台で回す予定。

国民健康保険税・・・大幅引き上げ

資産割を令和9年度までに無くすために、所得割を引き上げ加えて均等割りを各2千円ずつ引き上げる議案がかかり賛成多数で可決。

村田は反対。

均等割り・・・一人あたり6,000円の値上げ
医療分+高齢者支援分+介護分=6000円
国民健康保険税


医療分支援分介護分
所得割7.30%2.80%2.80%
資産割6.00%1.71%2.55%
均等割2万3千円8千円1万1千2百円
(一人あたり)

均等割だけで42,200円増
(前年比6千円の値上げ)

平等割2万1千5百円6千2百円6千4百円
(1世帯あたり)

据え置きですが、これだけで3万4千1百円
なんと9割の家庭で値上げに
平均一人あたり4300円/年

980世帯/1030世帯が引き上げ・・・97%が引き上げ
国保基金1100万円を繰り入れましたが、あ

【例1】独り暮らしアパート年収300万円
29,100円の引き上げ(資産無し)

【例2】40代夫婦、小学生2人、年収200万円
資産無し33,840円アップ
資産あり29,700円アップ

【例3】65才以上夫婦年収300万円
資産あり▲1700円

公共施設の予約システムの導入。

オンラインでスポーツ施設、観光施設の予約ができるようになります。69.3万円

●観光施設5カ所

多目的運動場、女神湖体育館、蓼科クロスカントリーコース、蓼科園地・野外音楽堂、夢の平キャンプ場レイクオフィス女神湖など

●教育委員会施設8カ所

中央公民館・多目的運動場・野球場・屋内運動場・マレットゴルフ場、体育センター・テニスコート、小・中学校体育館

[お詫びと訂正]

先週号でお知らせした出産祝い金制度、一人目出産のとき「5万円から10万円に引き上げ」とご報告しましたが、事務のミスで、今までと変わらず5万円支給です。
*出産祝い金制度の充実790万円
一人目10万円、2人目30万円、3人目以降50万円支給の制度