【No.483】軍事栄えて福祉・暮らしカットの石破予算/姉妹都市議会との意見交換会
軍事栄えて福祉・暮らしカットの石破予算

信濃毎日新聞2月3日付で、高額療養費制度の見直しについての全国がん患者団体連合会のアンケートを公表。
1/17~19に掛けてオンラインで行った3623人の声が紹介されていました。
『がん患者「治療諦めるかも・・・」』の見出しが痛切でした。
「命を縮める患者が増える」「休職し今の上限額でもかなりきつい。引き上げで治療を断念する可能性もある」
「現状で手一杯。これ以上苦しめないで」とアンケートに寄せられた声が紹介されています。
軍事費に来年度8.7兆円という途方もない予算を割きながら、国民の命を脅かす高額療養費制度の改悪。
国会論戦でも国民負担の痛切さを紹介し、改悪をストップせよと迫っていますが、「少数与党」の今こそ、この改悪案を野党が団結してストップをかけるべきです。
今季最大の寒波が!残念ながら・・・

町民の方何人もから「灯油券はいつごろ来ますか」と問い合わせがあります。
残念ながら、臨時議会での補正予算はなく、立科町独自の「あったか灯油券」は発行されません。
1月17日に県議会で成立した補正予算は、「非課税世帯の方に5千円」ですが、申請が必要です。
またお知らせします。
今週のパチリ

よくわかる
番号表示
清瀬市役所の窓口では番号表示がされていました。
高齢になり、呼び出しの声が聞こえないことも起こります。
そんな時に番号が表示されると自分の番だとわかります。
名前を呼ばれるのも、個人情報保護の立場から好ましくないこともあります。
総合病院の窓口や高速道路の飲食店でも一般的になっています。
高齢化の進む当町でも、取り入れる時が来ているのではないでしょうか。
2月5・6日 姉妹都市議会との意見交換会

4年ぶりに行われた姉妹都市の愛川町・清瀬市議会との交流会。
2/5(水)は愛川町議会との実地研修会で、愛川町の発展ぶりがよくわかりました。
今回は愛川町をご紹介します。
「春日台センターセンター」という名の施設は、「旧春日台センター」という名のスーパーの跡地を利用して、再び町の住民の「集まるセンター」にしようとの思いから設置された施設で、高齢者・障がい者・住民・子ども達など誰でも立ち寄れる場所となっていました。

認知症・デイサービス・障がい者の作業所、学習支援などを社会福祉法人「愛川舜寿会」が仲立ちとなって運営し、公的な補助とコロッケ・駄菓子屋・コインランドリー・貸室業務などの利益を生み出す経営とを組み合わせて運営している。
子どもたちとお年寄りが一緒に過ごす空間となっており、市民が通り抜けられる構造のため、集まってお茶をしたりやコインランドリーで洗濯する市民も多く、絶えず人が行き交うにぎやかな空間でした。
女性が一人で黙々と編み物をしていました。
自分の時間を楽しんでいるようです。
無料で利用でき、ここで打ち合わせや会議などもできるとの事で利用が多いそうです。
電子レンジやIHレンジもあり料理教室やお昼もここでとれるそうです。

左側には小部屋が3部屋あり、テレワークをする会社や、アクセサリーを創る女性の作業所として月単位で貸し出しています。
収益を生んでおり運営に役立っています。
また、同じ階に寺小屋という名の学習支援室もあります。
退職した先生たちがグループを作り、安価で子どもたちの学習支援をしているそうです。
つまり、障がい者・高齢者・子どもたちなどジャンル分けをせずに、壁をなくして自然に交流できる拠点となっていました。
以前のスーパーで人気だった一つ100円のコロッケの前に子どもたちの行列ができていました。

1階フロアは、グループホームや認知症対応のデイサービスや学校帰りの子どもたちの居場所となっており、児童書や絵本・ピアノもあります。
その一角に駄菓子があり、そのお世話を高齢の男性が嬉しそうに子どもたちとお話していました。
町の人たちが通り抜けできるため、洗濯に・おしゃべりにと立ち寄る人がひっきりなしです。
一般向けのコインランドリーの並んだ空間の裏には、障がい者の作業所としての洗濯業務があり、美容院や理髪店のかさばるお洗濯などの委託を受けて4,5人の障害を持った方が働いていました。
また障がい児の放課後保育の受け皿にもなっています。
施設や機能の壁をなくして、通路一つで様々な機能が果たせるようになっており、実に活き活きと楽しそうでした。

工業団地の中の公園の雑木を切ってバスケットコートに、フェンスを設けてゴールの高さの違う小学生向け、一般向けの2面のコートを作った。
大勢の子どもたちが自転車で駆けつけ、体を動かしていた。
3ポイントシュートの練習や3on3の試合もできる。
愛川町だけでなく隣の厚木市からもやってきます。
愛川町では市民のスポーツを奨励している姿勢を感じました。
投稿者プロフィール

最新の投稿
お知らせ2025.04.01【No.489】 多世代交流事業会「里づくりの会」でおはぎ餅づくり
議員活動報告2025.03.18【No.488】 子どもの医療費無料制度/ 「はばたく立科っ子応援事業」費削除
立科町議会2025.03.11【No.487】 3月議会:子ども医療費完全無料化予定/25年度の新規事業
立科町議会2025.03.04【No.486】 3月議会始まります/清瀬市会議会との交流