住民税非課税世帯に3万円給付!1千世帯予算化。

 6月議会の議案から

 専決処分6件。後期高齢者医療制度の保険料、今年度から「最高20万円から22万円に引き上げ」

 6月議会には、「専決処分の承認」が6件もかかりました。
理由は3月31日付で決定される様々な法律に従い、町独自の盛り込みもないので、そのまま承認したとの事ですが、中には、税率変更や巨額の税の出入りがあり、この調子で専決処分されれば、議会は必要ありません。
特に町民の利害に直接かかわる税率変更については、臨時議会を開き、きちっと審議すべきものであることを本会議で要求しました。

 ・町税条例の一部改正・・・令和6年から森林環境税、一人1千円の納付が町税と共に徴収されることに。
現在、森林環境譲与税の名で、森林面積などの割合で、各市町村・県に配分されています。

・国民健康保険税条例の一部改正
①国保税と同時に徴収する高齢者医療への支援金の税額最高税額を22万円に+2万円(医療分65万円、介護分17万円は変化なし)所得1,000万円の世帯に係る合計は最高で110万円となる計算です。
②低所得者の軽減・・・6世帯11人の軽減が増5割軽減の所得が28.5万円29万円に新たな軽減対象は2世帯2人2割軽減の所得52万円53.5万円に新たな軽減対象は4世帯9人

 ・一般会計補正予算より3月末の出納閉鎖による数値の確定によるもの
3月の特別地方交付税が1億5千万円増

【主な理由】

  • 除雪費
  • 公共交通バス運営費4,700万
  • 移住定住対策2,400万円
  • 原油高騰分1,000万円など
  • 別荘等更新料など1千万円80件分
  • ふるさと寄付金311.7万円増、6500万円に
  • 佐久の食肉センター(屠場)民間に売却され、人口按分(S55年の人口比)で1225万円入金
  • 国民健康保険会計で、傷病手当7.3万円4件分コロナにり患した住民に手当金が初めて支給されました。

 令和5年度補正予算第3号

●新たに住民税非課税世帯に1世帯3万円1,000世帯分予算化

国から新型コロナウイルス感染症対応地方創生臨時交付金で全額交付予定3130万円令和4年度均等割り非課税世帯で被扶養者世帯も対象になるとのこと。
電気・ガス・水道料金などの高騰への対応として予算化されています。

  • 企業誘致奨励金1社分37.4万円
  • 小学校ブランコ2台修理代111.5万円

 今週のパチリ!

 ロケット
   打ち上げ!

 「出かけるよ!」ほろ酔い加減の夫から「見に行くよ」とのお誘いで、いそいそ、書類を放り出して芦田川に。
まだ時期が早いらしく樹々の茂みが黒く沈み、川音ばかり。
目を凝らしていると、「ポッ」と明かりが。
「あっ、あそこに!」暗く陰った茂みの中で、光っています。
ス~っと道の方に寄ってきた蛍を夫が駆け寄り捕まえて手の中に。
フラッシュに驚いて飛び立った軌跡がこの一枚。
黄緑の光が一筋残りました。

6.13議会全員協議会へのお知らせより

1.鷹野和美先生(医学博士)のご紹介

町民課高齢者支援係に4.1より配属介護予防ドクターとして紹介された鷹野氏。

自己紹介では

  1. これまでの知識・経験を活かし、「寝たきりのいない町」を作りたい。
  2. 病院・地域・行政が連携し、安心して暮らし続けられる地域を作るため、介護予防教室・運動教室・カラオケの開催などで立科町を元気にしたいとのこと。

世界83か国で包括ケアシステムを提案し実践中。チェルノブイリの放射線被ばく者への医療支援活動にも参加。出身地茅野市の「縄文ふるさと大使」(2017年11月10日から)

諏訪中央病院在職中の1984年6月、日本初のデイケアを考案実施した。同時に、家庭訪問事業(訪問看護)を、飯出(丸山)さよ子らとともに実施。その後厚生省(現厚生労働省)におけるプレゼンを経て、デイケアと訪問看護は、診療報酬の対象となり、全国に拡がった。」出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

氏は、立科町の人口規模を、行政・医療・住民が力を合わせて実践するのにちょうどよい規模の町であることを強調し、コロナに立ち向かう公衆衛生と高齢者福祉の実践について熱く語りました。

ウィキペディアによると、氏は俳優でもあり歌手でもあるとの事で、素晴らしい方が、立科町にいらしたことに感謝するとともに、氏と「寝たきりがいない高齢社会」をどう作るか、夢が膨らみます。

2.えんでこ祭り

8月5日4年ぶりに開催予定

コロナは毒性を弱めつつも、まだ完全には収束せず、感染対策に気を配りながら、祭り開催を決定。その案が示されました。

  • 8月5日(日)夕方4時~8:45分花火打上げ
  • 役場ゾーンと商工会エリア・飲食ゾーンの3エリアに分けて実施。
  • こども神輿は出す。踊りは公民館単位ではなく、有志での参加を基本にする。
  • 食事はプロのキッチンカーの出店のみ。無料の焼き肉などは中止。
  • 役場ゾーンでは本部、福祉テント、抽選会友好都市・たてしなやの特産品販売
  • ステージ・・・アンパンマンショー、消防ラッパ隊演奏、獅子舞練り歩き、諏訪しおりショー、御泉水太鼓
  • 花火打ち上げで終了。

実行委員会で議論して作り上げた苦心のアイデアです。楽しみですね。

立科町の公共交通の現状

町職員による出前講座

6月23日(金)夜7:30-9:00

立科町中央公民館

今年は町の公共交通計画の見直しの年。実態を知り、改善に向けてご一緒に考えましょう。
どなたでもご参加ください。