こんにちは 村田けい子です ’23.2.3 №387

 「日本農業の活路を拓く」小松康信氏

・・・農業者に大きな励まし

 

「堂々と補助金・助成金を貰えばいいんです。もっと補助金をくれと言えばいいんです。お金に換算されないとても大きな役割を果たしているから。誇りをもって農山村に暮らして。」「中山間地域に居住すること自体を支援する日本共産党の議員をぜひ多く生み出してください。」小松康信氏

農業は大きな二つの機能をもつ。

  1. 食料生産など、市場取引される有形の機能・・・自然相手なだけに「価格保証」が不可欠。
  2. 市場取引されない多面的機能・・・そこに住み続けてもらうために「所得補償」が不可欠。

「多面的機能」とは

地球環境保全、生物多様性保全、土砂災害防止機能、水源涵養(かんよう)機能、土壌浸食防止、雨水の保水、貯留による洪水防止機能、文化の伝承、快適環境形成機能、景観保全、気候緩和機能、水質浄化機能・・・。
こうした機能はほとんど「ただ働き」で支えられている。
そこに暮らしていてもらうことが国土保全、国の安全保障であること。農業は平和的国防産業。
人口減を恐れず、成熟社会を目指すこと。成熟社会のヒントは地域の再生にあり。
地方の活性化で臨むこと①地方への移住、定住政策支援②地方への財政支援③「半農半X」やマルチワーク(複業)など多様な働き方への支援が必要。

そのためには

  1. 農林漁業の多面的機能に光を当て、自治体間連携と協同組合間の協議・協力
  2. 兼業農家・半農半Xなどいろんな人がいろんな仕事で参加すること
  3. 小中学校の給食改革のすすめ(無償化・地産地消・有機農産物の公共調達
  4. 地域全体を官民一体でアピール

が必要。…具体的な提言を頂きました。

 今週のパチリ!

氷の造形

 大寒の真っ最中、我が家の玄関に現れた氷の造形。
「ちょっとちょっと、来て見て!」との声に玄関に駆け付けると、思わず「オオ!」1月26日の事です。
立科町が−18.6度というかつてない厳しい寒さになった朝の事です。
一本松もあり、冬の木立あり、竜が躍るようでもあり、花びらのようでもあり、様々な造形がガラス一面に現れていました。
厳しい寒さが生み出した美の造形です。

「校庭に東風吹いて」上映会

「子育て真っ最中の若いママに観てほしかった」

静かな深い感動に包まれる!

JA佐久浅間女性会他、多くのボランティアの皆さん、ご来場のみなさん、ご協力、ありがとうございました。

『立科の良い映画を観る会』はじめJA女性会や個人のみなさんと一緒に上映実行員会を作って取り組んだ上映会。100名を超す住民のみなさんのご参加で成功しました。場面緘黙症(かんもく症)という障害をもつ子と貧しさ故に荒れる子を中心にして、

教師の心を砕く様子などが、微妙な表情の変化、手のつなぎ方などの繊細な描写で、良く描かれていました。
事なかれ主義の管理職と、子どもたちの心を大切にする教師との立場の違いもはっきりと感じられる演出でした。
ラストが明るい未来を感じさせる展開で、温かな空気が広がりました。
初めて見た映画でしたが「良い映画でした」「感動しました」と多くの方から声がかかり、感想文もたくさん寄せられました。
上映協力券を普及してくださった方は30名近く。
地域のつながりの強さ、ネットワークの見事さ、立科町の女性たちの底力が発揮された上映会でした。事務局として働きましたが本当に感謝しています。

ご協力本当に、ありがとうございました。

また、前日夕方から、床暖房を入れてくださった社協や担当のみなさんのご配慮に深く感謝いたします。「暖かい」のが何よりのおもてなしでしたから。

【今後に課題も・・・】

感想文の中には「もう少し画面を大きく、また明るく」とか「音響がはっきりせず、聞き取りにくかった」の声がありました。
今回は公民館のプロジェクタ―やスピーカーを利用したのですが、生涯学習の一環としての上映会も開催されることから、映写機(プロジェクター)や音響機材など、老人福祉センターでの上映に耐えられるよう「さらに性能の良いものをそろえていただけたら」と思いました。

皆さんのご意見・ご感想をお寄せ下さい。

初午のつどい

‘23,2.11(土・祝)1330 老人福祉センター

私たちの新年会です。
私たちの暮らしや平和が脅かされています。
こんな時こそ、集まって元気を出し合い、力を出し合いましょう。
楽器演奏や歌・新春ならではの演目がそろいました。
藤岡よしひでさんも一芸を披露予定。
より良い暮らしを願う皆さんの様々な演芸で初笑い、元気をもらいます。
住民のみなさんの作品も展示。

どなたでもご参加できます。
ぜひお楽しみにおいでください。

主催:たてしなお茶べりの会

外は大寒!〈みんなで歌おう会〉中はぽかぽか熱気に満ちて

1.31に藤沢老人会からお声がかかり、リコーダーをもっていそいそと出かけました。
お楽しみ会の前に「タブレット講習」が行われ、私も参加。
職員の説明に「これならできる」と納得された表情でした。不安解消に大助かりですね。

歌集は、みなさんになじみの深い曲を中心に、春らしい曲も入れて、「少しは体を動かすことも」といろいろ考えて準備。当日は大勢の方たちが集まっておられ、皆さん、楽しんでいらっしゃる様子。
コロナ禍で様々な集まりが中止となる中、藤沢地区のみなさんの心意気を感じる集いでした。こうした集まりが大切ですね。