西塩沢区ふれあいネットワーク、おはぎ会和やかに/「町の未来を語る会」しっかりと意見交換

 西塩沢地区のふれあいネットワーク11.22

ご近所の高齢者を招き「おはぎ会」和やかに開催

 新型コロナが第5類に位置づけられて以来、地域の集まりが再開されていますが、この日はおはぎをみんなでいただく「おはぎ会」。

朝、9時に10人の女性たちが集まり、おはぎを作るグループ、野菜スープを作るグループに分かれ一斉に作業開始。私はスープつくりに入り、もっぱら野菜を切る係を担当しました。

手前が3種類のおはぎ、スタッフが持ち寄ったお漬物の数々、
ポテトサラダ、白菜・柿・しその実のもみ漬け。心づくしのお料理です。

参加者は総勢31人。大鍋に半分ほどの水を入れ、ニンジン、白菜、ちくわを煮込み、しょうゆで味付け。参加者の顔を見てからネギを入れて完成です。

別のグループでは、炊きあがったもち米を半殺しにつぶす人、丸める人、粒あんを少々緩めたあんこ、黄な粉、すりごまをまぶす人など手際よく分業して、ほぼ1時間あまりですべ

 て準備完了となりました。日ごろの家事で鍛えた皆さんの手際のよいこと、チームワークのすばらしさ、その中で伝え合う「我が家の技・工夫・知恵」。

開始まで少し時間があるので、スタッフのお茶タイム。持ち寄った漬物のつけ方を聞いたり「この頃体はどう?」お互いを気遣う話がはずみます。コロナが奪っていたものは、こうした目に見えない、人とのつながりや個人個人の技、力を伝え合う機会だったことを実感しました。

11時開始の30分前には待ちかねたご高齢のご近所さん方がつぎつぎと来場。「久しぶりだね」「元気だったかい」笑顔が交わされます。どの顔も見知った顔で会えた嬉しさが弾けます。

車いすのご近所さんが見えた時は、力を合わせて会場に。久しぶりに言葉を交わし、うれしそうでした。車いすでデイサービス・リハビリで忙しい日々を送る方から「カラオケに行きたいね」。さっそく日取りも決まりました。自分たちにかかわる一人一人の小さな願いをかなえられるご近所付き合いでありたいものです。山部の駐在さんから、この頃のサギの話をお聴きし、「気をつけなければね」と改めて気を引き締めました。スタッフのみなさん、本当にお疲れ様でした。

今週のパチリ!

 「うまい物はそっちにゃ
      なかったかい?」

 ふと上を見上げると電線にびっしりと鳥の団体さん。
等間隔に並んで、お互いにおしゃべりをしている様子。
「今夜のねぐらはどこにする?」
「どこへ行ってたんだい?うまいものはあったかい」
など情報交換をしているようです。

しっかり議論できた「町の未来を語る会」

11・16(木)~18(土)オンライン1・リアル4会場に30名余参加

時間をかけて開催準備を進めてきた「町の未来を語ろう議会報告&意見交換会」。

初日は「ふるさと交流館の2階、テレワークセンターを会場にオンライン開催。夜7時より8時半まで90分。事前に申し込まれた15人がグループに分かれて意見交換が時間いっぱい

に盛んに行われました。

2・3日目は女神湖体育館会議室・老人福祉センターを会場に、昼・夜と場所・時間を変えて開催。

どの会場も少数参加でしたが、それだけに「町の未来」への思いの強い方たちばかりで、熱心に様々な事柄が話し合われ、議員一同、大変勉強になったと思います。私は議会だより編集委員長としてこのイベントの議事進行を担当。時間通りに進行できるように議員の協力をお願いしました。

実り多い意見交換会に

まず議長挨拶に続き、会の流れ、スライドで議会の役割、2つの常任委員会の仕事、今年度予算における議論の焦点などの話題提供の後、グループに分かれて意見交換会に入りました。

約50分の議論の後、各グループの意見発表、締めの挨拶など、各人がそれぞれ役割を果たし、会が進むごとに議論のまとめ方も上達し、最後の会では実にスムーズに開催できたこと。町の議員の力量も上がり、同じ町政を担う仲間意識が強まったことを感じます。

12月議会の日程も決まり、委員会毎の反省会も予定されていますが、議会だけの納め会、反省会もやろうと日程も決まりました。

町民の熱い思いをたっぷりと伺い、自分のやらねばならないことが見えてきた「語ろう会」で議員一同「やりごたえ」を感じたと思います。詳細は12月議会だより(来年1月発行)で。まず、オンラインでのご意見のごく一部を紹介します。

町の未来を語ろう議会報告&意見交換会

  • 車いすとなり妻が運転できなくなれば病院にもいかれない。
  • 現在透析で佐久病院に通院。今の公共交通では、免許が返上できない。佐久市に越すしかない。
  • 地域で要援護者や看護師などの人材の位置情報をのせた防災助け合いマップは必要。
  • 民生児童委員を務めたが、人口減少に伴い、地域が広がった。車がないと仕事にならず、負担が大きい。
    支援が必要な人の情報が「個人情報保護」を理由に提供されないが、登録しない人の情報も民生委員には提供されるべきでは。
  • 成年後見人制度では、申したて費用8万かかる。補助制度を。