マイナ保険証の強制止め、紙の保険証の存続を/リンゴなど凍霜害への支援

 9月議会補正予算で決まったこと

 物価の高騰への対策として

  1. 住民税非課税世帯に2万円×300世帯に支給
  2. 今年も「あったか燃料券」・・・3,000万円 1世帯1万円分×3千世帯
  3. 飼料価格高騰支援事業・・・家畜として飼育する牛・豚・鶏の飼料購入への補助
    *令和1年4月と令和4年10~12月との差額34,222円の一部を公費助成するもの約39%
     牛・豚・又は鶏に給餌する配合飼料に対して 国8,500円、町5,000円/1トンあたり
     水産養殖業者は1トン当たり4千円
     町の支援金は合計1,028万円
    令和6年1月31日までに申請

 索道料金改定ゴンドラ料金

条例では「料金の上限」を定めるもので、その範囲で事業者が決定することとなります。
電気・ガス・軽油代など燃料高騰への対応・安全対策・人材確保・誘客戦略の強化など新規事業の展開予定が値上げ申請の理由です。村田は賛成しました。

〈例〉条例上の金額です。
1回券大人現行600円1,000円
1日券大人4,800円5,600円
シーズン券大人6万円7万円
ロングシーズン券8万円10万円

質疑の中で明らかになったことは

  1. 今年度相次いだ事故を繰り返さないために、指定管理者自ら、ヒビなどを探査する機械を購入し、安全対策に全力を尽くしている
  2. 優秀な人材を確保するために、賃金を上げ、待遇改善に努めている
  3. 経営改善のために、羽田空港からの直行便を運行しインバウンドの誘致を計画

など具体的な対策を持っていることが明らかとなりました。

小野沢議員が反対討論、理由は『富裕層を狙ったスキー場とするなら、値上げが中途半端』(概略)というもの。

リンゴなど果樹の凍霜害への支援

町単独の施策です。2300万円

対策

10アール当たり2万円の助成
被害樹園地への薬剤等の防除経費に対し、面積に応じて支給およそ115ha,2300万円。

条件

  1. 現在、リンゴ・モモ・プルーンの販売農家で次年度も続ける意思のある事業者
  2. 被害率30%以上
  3. 町内の個人・法人(町内に樹園地のある人も)
  4. 令和6年1月31日までに申請

 免税軽油制度の継続を求める請願

現在道路を走らない機械に使う軽油について、軽油取引税が1リットル当たり32円10銭が免税されています。来年3月末日でその期限が切れるということで、継続を求める請願です。

スキー場のゲレンデ整備車、除雪機に使う軽油などが免税になっています。池の平ホテル&リゾーツと白樺高原株式会社の取締役から提出され、全会一致で採択。

意見書が挙がり各省庁へ送付しました。

 今週のパチリ!

 歩く人

 畑から掘り出した人参。
今年はいつもになく立派に育ちました。
土を深くまで耕したおかげか、成長著しく立派です。
カレーを作ろうと掘り出したものですが、切るには惜しいほど立派な人型です。
ぱちりと記念に残してから調理。
おいしくいただきました。
我が家の人参は、香りが立って、いかにも‘人参‘らしい野性味にあふれた香りと食感です。
土の滋味が育てた人参でした。

村田一般質問より

マイナ保険証の強制はやめ紙の保険証の存続を求めるべき

Q、政府は、来年秋に紙ベースの保険証を廃止し、任意であるマイナンバーカードとの一体化を強制しようとしている。
急激な一体化のために、他人の情報の紐づけなど、重大な事故が多発。
高齢化の進む当町では従来の紙の保険証の利用も存続すべきと考えるが。
町長独自の対応はできない。

Q,当町でのマイナ保険証の普及率は。

A,町の国保事業・後期高齢保険事業でのマイナ保険証の発行状況は63.2%、54.8%。問題は起きていない。

Q,保険証の再発行件数は。その理由は。

A,昨年度国保証では35件、後期高齢者保険証では58件。紛失がほとんどである。

Q,今の保険証は30分もあれば再発行できるが、マイナ保険証では。

A,再発行に2~3週間かかり費用は千円。

国はマイナカード取得に多額の税金を使い、ポイント付与や土日などでも窓口を開くなど、マイナカードを普及に躍起となっています。
1枚のカードに個人情報を集約するやり方は危険。
コロナを封じ込めたIT大国の台湾では「健康保険証は紙で」「大事な情報は分けて」が基本と言っています。

熱中症対策は?公民館など開放を

Q,冷房している町の公民館などを住民に避暑地としてシェアすべきでは。

A,ふるさと交流館など利用を。

Q,熱中症の疑いで救急搬送の件数は。

A,佐久管内5月1日~8月27日の間97名、立科町では7件。

Q,中央公民館や老人福祉センターなどクーラーの効いた施設を開放しては。
公民館のクーラー設置の実態は。

A,「クールシェアスポット」としてふるさと交流館が出てくる。
ゆったりと過ごしてもらえれば。
クーラー設置の地区公民館は少ない。

Q,公民館などにクーラー設置の補助制度はあるか。
個人宅にも補助制度を。

A,地域コミュニティの助成事業で使える。
令和5年に1件、補助をつけてクーラーを設置した地区公民館がある。
個人宅設置補助は状況を見て。
「クーラー入らずの立科町」でも30度を超える日々が続く地球沸騰の時代に入った。
新たな対策が必要。
体温の調節機能が衰える高齢者や幼児・寝たきりのご家庭などのクーラー設置に補助があれば助かります。
みんなで運動をおこしましょう。

町の公共交通の改善を

今年で今の公共交通のシステムが終わります。
(5年間計画)来年度から新たなシステムを計画している今だからこそ、住民の意見をよく聞いて、使いやすく、喜んでもらえる公共交通にするように改善しなければなりません。
スマイル交通の問題として、

  1. 利用したいときに利用ができない。
  2. 時間がかかりすぎる。
  3. バス停まで遠い。を指摘し、電話してすぐに利用できるデマンド交通に全面的に切り替えるよう求めました。(朝夕は路線バスを残す)

公共交通を考える会

中央公民館
10月13日(金)9:30~11:30
提案をまとめます。ご参加お願いします

リコーダーコンサート

古楽の響き無料!

10.14(土)13:30~15:30 中央公民館

愛の花(らんまんのテーマ)
クリスマスの曲・讃美歌など
お気軽においで下さい。