マイナ保険証の中止を求める陳情、僅差で可決。介護・国保・教育条件の改善を求める陳情、すべて可決!

 【6月議会から】本会議で逆転採択!3つの陳情!

 6月21日、議会最終日にすべての議案の採決が行われました。
今議会には7本の請願・陳情が寄せられ、中でも「マイナンバー制度による健康保険証廃止方針の撤回を求める陳情書」についての陳情は重要なものでした。

社会文教建設常任委員会(委員長芝間教男議員)においては、不採択。本会議において、不採択になった3本の陳情について、村田は賛成討論、榎本議員が反対討論を行い、結果逆転し賛成多数で意見書を挙げました。

【6月議会にかかった7本の請願・陳情】

〔陳情〕

  1. 消費税『適格請求書(インボイス)方式」の実施延期を求める請願書趣旨採択
    10月実施を目前に「今、意見書を挙げても効果がない」との判断で、意見書を挙げない「趣旨採択」に。村田・芝間議員は、採決すべきと主張。

〔陳情〕

  1. 介護保険制度の改善を求める陳情書8:3
    反対/榎本・秦野・小野沢
  2. 国保制度の改善を求める陳情書8:3
    反対/榎本・秦野・小野沢
  3. マイナンバー制度による健康保険証廃止方針の撤回を求める陳情書6:5
    反対/榎本・秦野・小野沢・芝間・村松
  4. 「更なる少人数学級推進と教育予算の増額」「義務教育費国家負担制度の堅持・拡充を求める」陳情書10:1
    反対/榎本
  5. へき地教育振興法にかんがみ、へき地手当等支給率を近隣県並みの水準に戻すこと」を長野県知事に求める陳情書賛成全員
  6. 「安保関連3文書」の撤回と国会での慎重審議、対話の外交を求める意見書提出についての陳情継続審査(9月議会へ持ち越し)
    総務経済常任委員会(今井健児委員長)で継続審査となり最終日には議題に上がりませんでした。

 〔賛成討論の要旨〕

  1. 新たな改悪が狙われている。ケアプラン有料化・要介護1,2の保険外し、大部屋(多床室)の有料化中止
  2. 立科町の国保事業
    10割支払わなければならない資格証発行3世帯、短期保険証25世帯と悪化の状況、健保の1.78倍も高い。
    国に対して、1兆円の公費投入を求め、子どもの均等割廃止、国の負担割合を増やして引き下げを。
  3. マイナンバーと健康保険証の一体化
    マイナ保険証の下で重大事故が多発。
    個人が特定できずに10割支払う事件、他人の個人情報が紐づけ、同姓同名の人の情報取り違えなどあってはならない事態が頻発。
    立科町でも国民健康保険証の紛失事故が年間35件。
    再発行に時間かかり(2・3週間、千円)高齢者施設でも預かりに苦慮していることなどを上げて、国民の72%が反対していることから安心して陳情に賛成してほしいと訴え。
    榎本議員は反対討論の中で、国の努力を上げ持続可能な制度のためには負担が必要と訴え。

 今週のパチリ!

 栗の雌花

 梅雨空に白い花房があふれるように咲いています。
ほとんどは雄花。
たくさんの雄花にうずもれるように雌花があります。
根元が膨らんでいるのが雌花です。立科に来て初めて分かりました。
地面には雄花が絨毯のように落ちています。
たくさんの雄花に囲まれて必ず受粉できるような仕組みです。
今年は栗が沢山取れそうです。

立科風の子環境フェア2023 6.17

楽しみながら環境を考える多彩な出店・イベント

老人福祉センターを会場に環境フェアが開催され、多くの参加者が溢れました。

玄関先ではアルパカ2頭がお出迎え。
中に入って人参を上げる子どもたち。
恐る恐る体にさわりにっこりする子をカメラに収めるパパたち。

会場内ではアンケートに答えるともらえる野菜の苗が所狭しと置かれていました。

コンポスト堆肥やもみ殻を蒸した燻炭。
アルカリ性なので土壌改良にも使えるとの事で、一袋頂きました。

集会室の中はもうお祭り会場。

手作りのパン・お弁当が置かれ、手作りコーナーでは竹の一輪挿しの製作に余念のない女性たち。

はびこる竹を粉砕し、粉・ペレットにして土壌改良材や猫トイレ・燃料に。
竹酢液・竹炭が置かれています。

白樺の樹液のお茶がふるまわれ、間伐材を活かしたアクセサリーが沢山。
新しい特産品が生まれています。

もちろんフリマや着物のリフォームも。

90歳の先生が指導されて作られた作品が沢山。

ご一緒した移住者も大満足でした。
地球環境のための多彩な実践がありました。

上田で開催されたコンサートで白樺高原の星空映像が使われていました

上田で開催されたコンサートのフィナーレ「見上げてごらん夜の星を」のバックに、見事な星空が広がりました。
白樺高原の夜空の映像です。