【No.534】権現の湯、値上げの条例改定 否決/公民館の建て替え

3月議会

1.権現の湯、値上げの条例改定…否決料金は据え置き

なんでも値上げの今だからこそ、現状の料金で

 3月18日議会最終日の採決で、権現の湯値上げ、指定管理者への移行もできる規定の条例改定案が賛成少数で否決されました。

反対に回ったのは、今井清議員・芝間教男議員・小野沢常廣議員・今井健児議員、秦野ひとみ議員・宮坂幸雄議員、村田です。反対討論を今井清議員・芝間教男議員・村田が行いました。

《反対の主な理由》

  1. 町民のための施設は「赤字だからと言って値上げをすべきではない」(議会の関与無しで900円まで引き上げが可能の議案)物価高騰の折どこでも値上げされている。せめて町営温泉は赤字でも値上げせず、町民の暮らしに寄り添うべきである。
  2. 指定管理者にすれば、人件費が抑制され、雇用環境が悪くなる。せっかく会計年度任用職員の給与が職員と同じになり、期末手当ももらえるようになったのに、民間になれば、待遇が悪くなることは目に見えている。
  3. 運営の実態は見えなくなる。(公開しなくてもよい・索道指定管理がよい例)
  4. 山に40億円の投資をし、毎年○○千万単位で設備投資をしており、温泉の赤字の比ではない。町民の利用の多い施設にお金を使うのは町民福祉のためである。バランスが大事。町外の方の利用も多いが、私たちが町外の温泉に行くのでお互い様である。町のPRになる。

 2.公民館等複合施設建設の8年度予算、6000万円を削除

(予算委員会・本会議)議会に公民館等建設研究会設立

 予算委員会では公民館等複合施設の建設について立ち止まってさらに論議を深めるべきとの立場から8年度予算を削除しました。

またこの事態を受けて、議会に公民館等建設研究会を立ち上げ、3月22日、第一回目を開催しました。

本会議で原案に賛成討論は榎本議員、修正案に賛成討論は小野沢議員・森澤議員が行いました。

小野沢議員は、「現町長の任期は残り1年しかなく、責任をもって仕上げられるかはわからないため、これを公約に掲げて選挙するべき」というもの。

森澤議員は「公民館等の建設資金は学校建て替えのために積み立てておいた基金を使う予定であり、小学校の建て替えが視野に入った財政計画ではない」というもの。(つづく)

今週のパチリ!

 ご卒園
  おめでとう

 3.24よく晴れたこの日は、たてしな保育園の卒園式。
来賓として参列しました。色とりどりの花の鉢で飾られ、文字通りの花道を通って入場した卒園生。

ひとりひとりの輝いたシーンを短い言葉で紹介した卒園証書授与。
保護者に「ありがとうございました」との言葉と共に手渡す。
保育園での日々を順番に発表し、軽やかな「ずっと友達」の歌を合唱し、最後まで整然と式を進行したこどもたち。
園長の言葉も子どもたちの成長を保護者と共に確かめ合う温かいものでした。

この子らの未来に幸あれ。

みんなの公民館、住民の声をしっかり聴いて議論を。

これから50年使う公民館、「声が活かされた」と住民が納得するものに。私は討論はせずに修正案に賛成しました。予算が決まれば8年度は基本計画策定へとそのまま進んでしまうからです。パブリックコメントも提出しましたが、私が問題だと思ったことは…。

【ここが問題‼】

1.あまりに急な決定が迫られ、十分な考慮時間がないこと。

  • 住民説明会が3月8日午後、3月11日午後、夜の3回で初めて町の考え方が示され、
  • 3月12日~25日までにパブリックコメントの締め切り(どれだけの人が応募できる?)
  • 「3月議会で来年度予算の確定で基本計画に進む」というスケジュールではじっくりと考えたり、意見を聴いたりする時間的余裕がないこと。ほかの自治体では住民も入った検討委員会なども作り議論を積み重ねています。
  • 町の建設予定地候補の選定の妥当性(ほかにもあるのでは?)
  • それぞれの候補地のメリットデメリットを考える際に、「15億円ありき」で、自由でとらわれない発想が抑制されること。を主な理由としてあげました。

※町のホームページに公民館等複合施設についてのデータなどの資料が掲載されています。

そのうえで私は、「小学校北側農地」がよいと考えました。

○その理由

  1. 小学校・中学校・蓼科高校・児童館・権現山運動公園と子どもたちの動線近くにあり、住民も立ち寄りやすい立地にあること。
  2. 蓼科高校生徒と懇談の折、「生徒同士で集まる場所を」、「軽食も取れ、ゆっくりと学習や活動ができる場所を」求められていました。魅力的な高校へと地域の努力が求められています。
  3. 現公民館と別の立地であれば、住民の活動に支障がないこと。
  4. 「財政」のことを持ち出しますが、山の索道事業よりもはるかに住民の利用は多く、子どもたちの未来のためにも惜しむべきではないと考えるからです。

【公民館の建て替えこそ意見をしっかりと聞いて】

町は大型事業を行う際にも、住民のみなさんの声をしっかり聴くことをしませんでした。
索道事業については、温暖化が進み、このまま巨費をかけて2つのスキー場の施設を更新してよいのかどうか、住民に聞くべきではなかったでしょうか。

国際スキー場だけにして、家族連れが楽しめるスキー場をめざすべきと考えました。
(料金値上げに反対の理由です)索道事業の整備計画35億円、女神湖周遊歩道整備に5億5千万円をつぎ込むのに、住民活動のよりどころである公民館建設に税を惜しむことなどあってはならないと思います。

観光客・スポーツ合宿誘致で外貨を稼ぎ交流人口を増やすための設備投資もわかりますが、何よりも住んでいる住民のための施設は、しっかりと意見を聴き、住民の「声が生かされた」と感じられるものにすべきとの考えから「削除修正」に賛成しました。
議会でも研究会を発足し、議論することにしています。みなさんの声をお寄せください。