【No.472】今年度のふるさと寄付金 9700万円に(10月末)

 【11.11議会全員協議会の報告】

 今年度のふるさと寄付金9700万円に(10月末)

返礼品のお米が人気で上限に達し中止に。
全員協議会の報告で、ふるさと寄付金の報告がありました。

予算1億円に対し、10月末には9700万円に達しました。
返礼品の立科産のお米が人気で6月には予定の上限に達したため、寄付金の受付を中止したとの事。
12月議会に改めて補正予算を組み、価格設定を見直して、10㎏13千円で寄付金をつのることに。

コシヒカリへの寄付金は4700万円(令和5年度は700万円)で今年のコメ不足を反映して大人気でした。

寄付金が多くなったのは、画像をさらに魅力的にしたことやコシヒカリのランキングが上位になったとの事。
また、令和4年度から「丸ごと一頭蓼科牛300万円」の商品を上げたところ、今年の10月に1件、申し込みがあったと報告がありました。

 指定管理の指定、公募せず随意契約に

令和7年4月1日~令和12年3月31日まで

 1.女神湖センターは白樺高原観光事業協同組合(*1)

白樺高原観光事業協同組合が管理運営の指定を受けていますが、引き続き担ってもらうこと(公募ではなくそのまま)にしたと報告がありました。
議決は12月議会で。

(*1)女神湖周辺の事業者で組織。R3年より指定を受け運営にあたっている。

 2.索道事業・御泉水自然園しらかば高原株式会社

 R2年11月には樫山スノーテックを指定管理者に指定。
その後、地元業者3社(*2)を入れしらかば高原株式会社を作り管理運営を委託。
スキー事故の時もしらかば高原株式会社が前面に出て、樫山スノーテックの名前は出てきませんでした。
銀行の融資も受けられることからしらかば高原株式会社を指定管理者とするとの事。
議決は12月議会。

(*2)樫山スノーテック、ストリーム、ルミエール、池の平ホテルで構成。資本金300万円。

 全員協議会では、なぜ、公募にしなかったのか。
これまでの経営状態などのモニタリングの意見はどの様か。
地方自治法167条では入札に係る規定で「随意契約は好ましくない」とされているが考慮はされたのか、など質疑がありました。
12月議会では各委員会で詳細な説明を求めることとなります。
各団体の事業報告なども資料として求めます。
索道事業については地元の事業者が主体で運営したいとの意見も聞いています。
なぜ、公募にしないのかも大きな疑問です。

今週のパチリ

 冬の楽しみ
   柿すだれ

11月今頃は毎晩、ご近所からいただいた渋柿で干し柿つくり。
今年は異変が続出。
いつもの渋柿が9割はゴマがたくさん入った甘柿に変身。
渋柿はほんの少し。
甘い柿が沢山なので、残りは能登半島地震の被災地へ送りました。

【町営住宅の概略設計図示される】

懸案事項だった町営住宅の建設がいよいよです。
A棟5つ、B棟3つ、C棟2つの合計10棟の設計図が示されました。

・A棟 単身or 単身+小さい子

54㎡平屋玄関前スロープあり
個室5畳、リビングダイニング8畳、キッチン5畳、デッキ4畳、2.45畳のウォークインクローゼット(収納スペース) 、浴槽、洗面脱衣所、トイレ、屋外収納3.0畳

B棟家族用

79㎡ 24坪スロープあり平屋
個室5.5畳、4.5畳×2 、キッチン4.7畳、リビング・ダイニング12畳、ウォークインクローゼット(収納ルーム)2.45畳、浴槽、洗面脱衣所、トイレ、屋外収納2.7畳

C棟多家族用

84㎡ 26坪2階建てスロープなし

1F
個室5.5畳、4.5畳×2 、キッチン4.7畳、ウォークインクローゼット4.5畳、リビングダイニング12畳、浴槽、洗面脱衣所、トイレ、屋外収納2.7畳、デッキ4.5畳

2F
個室3.2畳、5.3畳、5.8畳

【特徴】

  1. 立科産カラマツを見えるところに使う。
  2. 断熱性を高めた(外壁を厚くして二重サッシよりも断熱効果が高い) 
  3. 浅間山が見えるように東側の窓を大きく開けた設計にしてある。
  4. 一般的な住宅56㎡より広めにした。

議員からは「AB棟には玄関にスロープがあるのは嬉しい。
車いす対応もできる」との声が。
村田も、C棟は多家族用で、高齢者との同居も考えられるので、スロープが必要では、と質問。
検討すべきではと要望。
これから工事の入札や条例制定も行われます。
移住定住促進住宅という名目で町営住宅ができます。
住民のお子さんなど応募して、定住されれば良いですね。